翻訳|libra
(2019-6-20)
…カロリング朝が採用したのはこの比価であり,これはアングロ・サクソン族にも9世紀以後模倣されて根を下ろした。カール大帝治下,大きい数字を計算するのにリブラという名称がつくられ,240デナリウスを1リブラとして,240デナリウス=20ソリドゥス=1リブラという原則が確立した。リブラとソリドゥスとはデナリウスという実体貨幣の倍数を表す計算単位であり,ここにデナリウス貨を基礎とする中世ヨーロッパの貨幣制度が確立された。…
…ポンド・スターリングの呼称はこれに由来するという。ノルマン人もイギリスへの進入後,この銀貨を継承し,古代ローマの度量衡や貨幣の単位であるリブラlibra,ソリドゥスsolidus,デナリウスdenariusをそれぞれポンド,シリング,ペニーに対応させ,1ポンド=20シリング=240ペンスとした。ポンド,シリング,ペニーの略称である£(またはlb),s,dはそれぞれlibra,solidus,denariusからきている。…
※「リブラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...
4/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 デジタル大辞泉を更新
4/12 デジタル大辞泉プラスを更新
3/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
2/13 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新