帆足理一郎(読み)ほあし りいちろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「帆足理一郎」の解説

帆足理一郎 ほあし-りいちろう

1881-1963 大正-昭和時代の哲学者,評論家
明治14年11月5日生まれ。南カリフォルニア大を卒業,シカゴ大大学院神学科にまなぶ。大正8年早大教授。ドイツ哲学全盛のなかで,自由主義キリスト者としてデューイら英米の哲学の紹介・普及につとめた。昭和38年1月1日死去。81歳。福岡県出身。号は天拝山人。著作に「人間苦と人生の価値」「宗教哲学概論」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の帆足理一郎の言及

【プラグマティズム】より

…アメリカの最も代表的な哲学。日本では〈実用主義〉と訳されることがあるが,この訳語はこれまでプラグマティズムに関して多分に誤解を招いてきており,最近ではこの訳語を使う人は少ない。プラグマティズムは哲学へのアメリカの最も大きな貢献であり,実存主義,マルクス主義,分析哲学などと並んで現代哲学の主流の一つである。プラグマティズムを代表する思想家にはC.S.パースW.ジェームズJ.デューイG.H.ミードF.C.S.シラーC.I.ルイスC.W.モリスらがいる。…

※「帆足理一郎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android