「独島3原則」(読み)とくとさんげんそく

知恵蔵 「「独島3原則」」の解説

「独島3原則」

盧武鉉(ノ・ムヒョン)韓国大統領の与党・開かれたウリ党の鄭東泳(チョン・ドンヨン)議長(党首・当時)が2006年5月1日、日韓間で係争中の竹島(韓国名・独島)に上陸、警備態勢などを視察したことに合わせて発表された、3点にわたる対日強硬姿勢。まず「独島問題は歴史問題である」とし、領土問題としては既に決着ずみという姿勢を示したこと、第2に「国際紛争化を狙う日本の意図を排撃する」として、日本による国際世論への働きかけをけん制するとともに、日本が主張する国際司法裁判所による判断を今後も避けること、第3に「犠牲を払っても独島を守る」としている。

(2008年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android