あっと言う間(読み)アットイウマ

デジタル大辞泉 「あっと言う間」の意味・読み・例文・類語

あっと

ほんのわずかな時間瞬時。「あっと言う間に見えなくなる」「あっと言う間の出来事」
[類語]即刻即座即時即席即製同時言下直後直ちに早速すぐすぐさまとっさに俄か折り返しすかさず立ちどころにたちまち途端右から左瞬く間時を移さず間髪をれずリアルタイム短いしばらしば暫時少時ひとしきり束の間時の間見る間に刹那一時いっとき一時ひととき半時寸陰短時間一時一時的かりそめ短日月短時日一朝一朝一夕寸刻寸時寸秒片時かたとき瞬時瞬間一瞬数刻たまゆら須臾しゅゆ電光石火はかない

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 憤怒 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「あっと言う間」の意味・読み・例文・類語

あっ と 言(い)う間(ま)

  1. あっと声を出すほどのわずかのあいだ。
    1. [初出の実例]「憤怒の皷翼(はばたき)と共に矢の如く気球に飛掛かる、あっといふ間(マ)に、気球は忽ち其鋭き嘴に突破られた」(出典海底軍艦(1900)〈押川春浪二五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android