あて

精選版 日本国語大辞典 「あて」の意味・読み・例文・類語

あて

  1. 〘 代名詞詞 〙 自称。私。女性が用いることが多い。
    1. [初出の実例]「あんたあてをあなづっとゐるえなあ」(出典:善心悪心(1916)〈里見弴〉)

あて

  1. 〘 名詞 〙 植物あすなろ(翌檜)」の異名

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のあての言及

【木材】より

…(1)。(2)あて 傾斜地の木や一方向だけから強風を受ける木などにできる異常材。色は針葉樹ではやや暗色に,広葉樹ではやや白っぽくなり,正常材と違って繊維方向に大きく収縮するので,製材すると大きな狂いの原因となる。…

※「あて」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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