出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…この結果,世界経済とくに日本を中心とする石油輸入国は,第1次石油危機に苦悩することとなった。 78年末からのイランの国内混乱(イスラム革命)を契機として第2次石油危機が発生して,原油の公式販売価格GSP(government sales price)(100%の事業参加や国有化がなされた結果,公示価格は意味を失う)はさらに3倍近くも値上げされ,81年11月から,標準原油のアラビアン・ライトの価格は,1バレル当り34ドルとなった。しかも,事業参加も,第1次石油危機以降急激に進められ,ほとんどの国で100%の事業参加や国有化が達成されており,その他の国でも60%参加が実現している。…
※「アラビアンライト」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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