あらら(読み)アララ

デジタル大辞泉 「あらら」の意味・読み・例文・類語

あら‐ら[感]

[感]驚いたときなどに発する語。
[類語]まあオーマイゴッドなんともはやおやおやおやまああらあらおやあらあらまあなんとわあ

あらら[接頭]

[接頭]《「あらあら(粗粗)」の音変化》名詞に付いて、まばらなさまを表す。「あらら松」
彼方おちかたの―松原松原に渡り行きて」〈神功紀・歌謡〉

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精選版 日本国語大辞典 「あらら」の意味・読み・例文・類語

あら‐ら

  1. 〘 感動詞 〙 驚いた時などに発することば。主として女性が用いる。
    1. [初出の実例]「本を伏せて、ふと壁に向ふと、あらら、煤けた土壁が、たとへば春の空のやうに」(出典:少年行(1907)〈中村星湖〉五)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「あらら」の意味・わかりやすい解説

アララ
ALARA

"As Low As Reasonably Achievable" (合理的に達成できる範囲でできるだけ低く) の略で,ICRP (国際放射線防護委員会) が提唱しているすべての放射線被ばくに対する国際的原則。放射線の利用は多大の利益をもたらすものである以上,ある程度の被ばくはやむをえないが,それに伴う被ばく線量は経済的・社会的に許されるかぎり最小に食い止める必要があるという精神に基づいている。

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世界大百科事典(旧版)内のあららの言及

【スペイン音楽】より

…このホタはアラゴン以外の土地にも普及してさまざまな変形を生んでおり,中でもナバラ地方,バレンシア地方のものなどはよく知られる。ガリシア地方のアララalalá,アストゥリアス地方のアストゥリアナーダasturianadaなどは北スペインの抒情的な民謡を代表するもので,小ぶしのきいた,しばしば独創性に富む旋律をもっている。新・旧カスティリャ,レオン,エストレマドゥラ,ムルシアの各地方にも,古い伝統に立つ美しい民謡や舞曲は少なくない。…

※「あらら」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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