あんぐり

精選版 日本国語大辞典 「あんぐり」の意味・読み・例文・類語

あんぐり

〘副〙 (「と」を伴う場合もある) 口を大きくあけるさま。多く、驚いたり、あきれたりして思わず口をあけるさまにいう。あんごり。あんけ。
※滑稽本・七偏人(1857‐63)四「あんぐりと口をあいて」
坑夫(1908)〈夏目漱石〉「比較的奇麗なのを摘み出して、あんぐり遣(や)った」

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デジタル大辞泉 「あんぐり」の意味・読み・例文・類語

あんぐり

[副]驚いたり、あきれたりして、口を大きく開けるさま。「あんぐり(と)口を開けて見とれる」
[類語]ぽかんぽかりぼんやりぼうっとぼそっとぼけっとぽっとぼさっとぼさぼさぼうっときょとんあんごりぽっかりぱっくりぱくりけるけっぴろげ

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