ぎゃふん(読み)ギャフン

デジタル大辞泉 「ぎゃふん」の意味・読み・例文・類語

ぎゃふん

[副]やり込められて一言も言い返せないさま。「ぎゃふんと言わせる」「ぎゃふんとなってしまう」
[類語]お手上げ諦める思い切る断念観念往生諦念ていねん諦めギブアップくじける降参閉口辟易へきえき屈伏シャッポを脱ぐ途方に暮れる始末に負えない手に負えない手も足も出ないへこたれる参る

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ぎゃふん」の意味・読み・例文・類語

ぎゃふん

  1. 〘 副詞 〙 言いこめられて一言も返せないさま、圧倒されてぐうの音も出ないさまを表わす語。ぎょふん
    1. [初出の実例]「先生頗るギャフンと参ったネ」(出典:社会百面相(1902)〈内田魯庵〉犬物語)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android