ぎょろり(読み)ギョロリ

デジタル大辞泉 「ぎょろり」の意味・読み・例文・類語

ぎょろり

[副]大きな目玉を鋭く動かしてにらむさま。「ぎょろりと目をむく」
[類語]きょときょときょろきょろぎょろぎょろじろじろじろりきょろりぱちくりそわそわまじまじじっとしげしげつくづくはたきっとはった明視がん熟覧細見嘱目瞠若どうじゃく瞠目どうもくめつすがめつの目たかの目のみ取りまなこ視一視目する見入る見張る見澄ます目を凝らす注目虎視虎視眈眈たんたん注視刮目かつもく目配り凝視目撃着目着眼直視正視見る眺める見遣る見詰める見据えるにら目に留まる目を留める目を配る目を注ぐ目を付ける目を向ける目をくれる視線を注ぐ目を遣る目にする目を据える瞳を凝らす瞳を据える目を奪われる目を輝かす目を光らす目を転ずる目を向ける目が行く目を皿にする

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ぎょろり」の意味・読み・例文・類語

ぎょろり

  1. 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる )
  2. ぼうぜんとしているさま、あっけにとられているさまを表わす語。きょろり。
    1. [初出の実例]「両方よりさまざまいひこめば、ぎょろりとして、人心地なければ」(出典:浮世草子・傾城色三味線(1701)江戸)
  3. 大きい目玉が鋭く光るさま、また、大きい目玉を動かして鋭く一にらみするさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「眼光(めざし)のぎょろりとして」(出典多情多恨(1896)〈尾崎紅葉〉前)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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