げっそり(読み)ゲッソリ

デジタル大辞泉 「げっそり」の意味・読み・例文・類語

げっそり

[副](スル)
顔・からだなどが急にやせ衰えるさま。「ほおがげっそり(と)こける」
一度気力を失うさま。がっかりするさま。「試合に負けてげっそりする」
[類語](1ひょろっと長身長躯のっぽ背高八頭身ひょろ長い・立っ端がある・ほっそりひょろひょろひょろり細い痩せる細るせ細るける痩せこける痩せさらばえるやつれる憔悴しょうすいする肉が落ちる痩身痩躯細身やせやせっぽちやせぎすスマートスリムか細いほそやか細細ほそぼそ細め極細細作り華奢きゃしゃ細める着やせすらりすらっとスレンダーソップ形がりがりぎすぎす痩せ枯れる痩せ衰える/(2落胆がっかりがっくり失望絶望失意幻滅脱力虚脱・失墜感・気落ち気抜け拍子抜け力抜け腑抜け力落とし意気阻喪しょんぼりぽつねんと悄然意気消沈しおしおすごすごしょぼしょぼしょぼくれるしょぼたれるしょぼんとしゅん

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「げっそり」の意味・読み・例文・類語

げっそり

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )
  2. にわかに減少するさま、また、顔、体などがにわかに痩せ衰えるさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「宿下りに畑壱枚けっそりし」(出典:雑俳・川柳評万句合‐宝暦一一(1761)鶴一)
  3. 疲労興奮のあとなどで、急激に気力の衰えるさまや、辟易していやになるさまを表わす語。がっくり。がっかり。
    1. [初出の実例]「彼等はいち時げっそりしても何時までもそんなことに辟易しない」(出典:女工哀史(1925)〈細井和喜蔵〉三)

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