こせぬかも

精選版 日本国語大辞典 「こせぬかも」の意味・読み・例文・類語

こせ‐ぬ‐かも

  1. 〘 連語 〙 ( 助動詞「こす」の未然形「こせ」に打消の助動詞「ず」の連体形「ぬ」、詠嘆助詞「かも」の付いたもの ) 相手動作状態に対する希望を詠嘆的に表わす。…であってくれないかなあ。「ありこせぬかも」の形で用いることが多い。
    1. [初出の実例]「吉野川逝く瀬の早みしましくも淀むことなく有り巨勢濃香問(コセヌかモ)」(出典万葉集(8C後)二・一一九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 連語 実例 初出

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む