こっ(読み)コッ

デジタル大辞泉 「こっ」の意味・読み・例文・類語

こっ

[接頭]接頭語「こ(小)」に促音が加わったもの》形容詞、ときに動詞に付いて、いささか、相当に、はなはだしく、などの意を添える。「こっぱずかしい」「こっぴどい」「こっぱずれる」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「こっ」の意味・読み・例文・類語

こつ

  1. ( 「小塚原(こづかっぱら)」の異称 ) 近世、江戸千住の地名。古くから岡場所一つ
    1. [初出の実例]「これから、こつへ往(いく)から、一所にいけといひますから」(出典人情本・明烏後正夢発端(1823)上)

こつ

  1. 〘 副詞 〙 小さい堅い物がぶつかって立てる、かすかな音を表わす語。
    1. [初出の実例]「石はこつといってから流れに落ちた」(出典:城の崎にて(1917)〈志賀直哉〉)

こっ

  1. 〘 接頭語 〙 ( 「こ(小)」の変化したもの ) 動詞、形容詞の上に付いて、いささか、相当に、はなはだしく、などの程度を示す。「こっぱずかしい」「こっぱずれる」「こっぴどい」など。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android