ざっくばらん(読み)ザックバラン

デジタル大辞泉 「ざっくばらん」の意味・読み・例文・類語

ざっく‐ばらん

[形動]遠慮がなく率直なさま。もったいぶったところがなく、素直に心情を表すさま。「ざっくばらんに言わせてもらう」「ざっくばらん人柄
[類語]開けっ広げ開けっ放し明け透け単刀直入ずばり直截ちょくせつ率直開放的あからさまずけずけ大っぴら露骨あらわ赤裸赤裸裸筒抜けガラス張り公然表沙汰フランク歯にきぬ着せぬ直接的ちょくじかじか直接じきじきストレートダイレクトぽんぽん口さがない口が悪い口うるさい口やかましい辛口毒舌ずばずばずばりき出しえげつない遠慮会釈もない無遠慮言いたい放題啖呵たんかを切る

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精選版 日本国語大辞典 「ざっくばらん」の意味・読み・例文・類語

ざっく‐ばらん

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 心中をさらけ出して隠し事をしないさま。遠慮がないさま。つくろわないさま。あけすけ。ざっくばらり。ざっくばれん。
    1. [初出の実例]「二代目はざっくばらんに遣ひすて」(出典:雑俳・川柳評万句合‐明和四(1767)仁三)
    2. 「彼と私との会話は〈略〉ザックバランなこと夥(おびた)だしい」(出典:いろは交友録(1953)〈徳川夢声〉い)

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