じんき

精選版 日本国語大辞典 「じんき」の意味・読み・例文・類語

じん‐きヂン‥木】

  1. 〘 名詞 〙 糸より車にかけるため、綿を細い篠竹に巻いて細長い筒のようにしたもの。これから糸をつむぐ。篠巻(しのまき)。綿筒(わたあめ)
    1. [初出の実例]「見せ物が紡くちんきの日も長し」(出典:雑俳・壁に耳(1716‐36))

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普及版 字通 「じんき」の読み・字形・画数・意味

器】じんき

機織り道具。〔列女伝、賢明、楚の接輿(しようよ)の妻伝〕夫は釜(ふそう)(釜とこしき)をひ、妻はを戴き、名を變へ姓を易(あらた)めてく徙(うつ)り、之(ゆ)くを知るもの(な)し。

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【迅】じんき

年月が速くすぎる。

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