ずぶ濡れ(読み)ズブヌレ

デジタル大辞泉 「ずぶ濡れ」の意味・読み・例文・類語

ずぶ‐ぬれ【ずぶ×濡れ】

雨などが衣服にしみとおって、からだ全体がぬれること。びしょぬれ。ぐしょぬれ。「にわか雨でずぶ濡れになる」
[類語]びしょ濡れぐしょ濡れ濡れ鼠ぐちょぐちょぐしょぐしょびたびたびしょびしょびちゃびちゃぐっしょりびっしょりしっぽりしとどぐしゃぐしゃぐじゃぐじゃぐちゃぐちゃ

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精選版 日本国語大辞典 「ずぶ濡れ」の意味・読み・例文・類語

ずぶ‐ぬれ【ずぶ濡】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 「ずぶ」は接頭語 ) 上から下までびっしょりとぬれること。全身、また、全体がぐっしょりぬれること。また、そのさま。びしょぬれ。ぐしょぬれ。
    1. [初出の実例]「づぶぬれに捨ぬ身をさえしぐれ哉〈横几〉」(出典:俳諧・句兄弟(1694)下)
    2. 「ずぶ濡れになって、二三歩あとから喘ぎ喘ぎ跟(つい)て来る」(出典:思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉五)

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