デジタル大辞泉 「せせら笑う」の意味・読み・例文・類語 せせら‐わら・う〔‐わらふ〕【せせら笑う】 [動ワ五(ハ四)]ばかにして笑う。あざけり笑う。また、小ばかにする。「人の失敗を―・う」[類語]笑う・薄笑う・微笑む・笑む・笑い飛ばす・笑い崩れる・笑い転こける・笑い転げる・笑いさざめく・嘲笑あざわらう・吹き出す・ほくそ笑む・にこつく・にたつく・にやつく・若気にやける・脂やに下がる・相好を崩す・腹の皮を捩よじる・腹の皮を縒よる・腹を抱える・御中おなかを抱える・頤おとがいを解く・目を細める・一笑に付す・にやにや・にんまり・にやり・にこにこ・にっこり・にこり・にこやか・にたにた・にたり・くすくす・くすり・くつくつ・莞爾かんじ・くっくっと・うふふ・えへらえへら・えへへ・いひひ・あはは・にかっと・からから・薄笑い・忍び笑い・盗み笑い・嘲笑・冷笑・嗤笑ししょう・鼻で笑う 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「せせら笑う」の意味・読み・例文・類語 せせら‐わら・う‥わらふ【せせら笑】 [ 1 ] 〘 自動詞 ワ行五(ハ四) 〙 相手を小ばかにして笑う。あざ笑う。[初出の実例]「よいかげんな事いはんせと、せぜら笑ふてゐる」(出典:浮世草子・魂胆色遊懐男(1712)一)[ 2 ] 〘 他動詞 ワ行五(ハ四) 〙 ( 「笑う」動作が抽象化して ) 人や物事を小ばかにする。悪く言う。軽蔑する。[初出の実例]「大きな嘘つきとせせらわらひけるに」(出典:浮世草子・武道伝来記(1687)四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例