たたらび

精選版 日本国語大辞典 「たたらび」の意味・読み・例文・類語

たたら‐び

  1. 〘 名詞 〙
  2. たたらめ大同類聚方(808)〕
  3. 植物たがらし(田芥子)」の異名。《 季語・春 》 〔物類称呼(1775)〕

たたらびの補助注記

「壒嚢鈔‐一一」に「薤臼(かいきう)とはたたらひのうす也。又はにらき共よむ也薤(タタラ)ひとは辛き物也」とあるが、これはラッキョウをさすか。→「たたらめ」の補注

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android