ちんまり

精選版 日本国語大辞典 「ちんまり」の意味・読み・例文・類語

ちんまり

〘副〙 (「と」を伴って用いることが多い) 小さくまとまっているさまを表わす語。ほどよく小さいさま。〔かた言(1650)〕
多情多恨(1896)〈尾崎紅葉〉後「小机が据って、飾ったやうに秩然(チンマリ)と其上が片附けてある」

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デジタル大辞泉 「ちんまり」の意味・読み・例文・類語

ちん‐まり

[副](スル)小さくまとまっているさま。「ちんまり(と)した目鼻だち」「部屋の隅にちんまり(と)座っている」
[類語]小さいしょう小さなちっちゃいちっぽけ細かい低い小さめ矮小わいしょう寸足らずちんちくりん微小微細細微細密緻密ちみつ細か小振り小形小柄小作り小粒豆粒芥子けし群小最小小規模細細ほそぼそ零細こぢんまりちまちまミニちょこなんとちょこんとぽつねんつくねんポケッタブルハンディーハンディータイプポケットサイズポータブル可搬手頃手軽ちびモバイルコンパクトウエアラブルプチミゼットハンドヘルド

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