つる(蔓)(読み)つる

百科事典マイペディア 「つる(蔓)」の意味・わかりやすい解説

つる(蔓)【つる】

植物他物をよじ登ったり地上を長く走る茎をいう。茎自らが巻くものを巻つき茎といい,左巻きと右巻きがある。他物にかかって登るものをよじ登り茎といい,とげ(ツルバラ),かぎ(カギカズラ),かぎ毛(アカネ),巻きひげヘチマ)などで体をささえる。→つる植物

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android