つんけん(読み)ツンケン

デジタル大辞泉 「つんけん」の意味・読み・例文・類語

つん‐けん

[副](スル)無愛想で、言葉態度がとげとげしているさま。「つんけん(と)してあいさつを返さない」
[類語]けんけんとげとげしいつんつんつっけんどんぷいとむしゃくしゃかんかんぷりぷりぷんぷんかちんかっかかりかりかっとぷんとつんと意地悪邪慳じゃけん素気無すげなそっけないつれないよそよそしいにべないけんもほろろ冷たい気がないぎすぎすぶっきらぼうむげに意地悪い・取り付く島も無い・ないがしろ白い目で見るかろんずる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「つんけん」の意味・読み・例文・類語

つん‐けん

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある ) 機嫌が悪かったり、不親切であったりして、言葉つきや態度が、とげとげしいさまを表わす語。つっけんどんなさま。つんつん。
    1. [初出の実例]「草履取でさへ随分ツンケンした奴だから」(出典:怪談牡丹燈籠(1884)〈三遊亭円朝〉九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android