とんとん拍子(読み)トントンビョウシ

デジタル大辞泉 「とんとん拍子」の意味・読み・例文・類語

とんとん‐びょうし〔‐ビヤウシ〕【とんとん拍子】

[名・形動]物事が順調にはかどること。また、そのさま。「交渉とんとん拍子に運ぶ」
[類語]はかばかしい円滑スムーズすいすい着着順調快調好調淀みない淀みなく上首尾首尾良くとんとんすらすらみるみるずんずんぐんぐんどんどんはかどるずいとぐいとめきめき見る間にぐいぐいどしどしさっとさっさとっとと電光石火あっと言う間間髪をれず迅速速やか立ち所に即座即刻時を移さずすぐさま途端たちまち刻刻刻一刻時時刻刻次第次第に矢継ぎ早波に乗る

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精選版 日本国語大辞典 「とんとん拍子」の意味・読み・例文・類語

とんとん‐びょうし‥ビャウシ【とんとん拍子】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 「とんとんひょうし」とも ) 物事がそれからそれへと滞りなく進むこと。具合よくどんどんとはかどっていくこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「イヤハヤ呆れ切幕トントン拍子(ヒャウシ)だ」(出典人情本・閑情末摘花(1839‐41)初)

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