とんとん拍子(読み)トントンビョウシ

デジタル大辞泉 「とんとん拍子」の意味・読み・例文・類語

とんとん‐びょうし〔‐ビヤウシ〕【とんとん拍子】

[名・形動]物事が順調にはかどること。また、そのさま。「交渉がとんとん拍子に運ぶ」
[類語]はかばかしい円滑スムーズすいすい着着順調快調好調淀みない淀みなく上首尾首尾良くとんとんすらすらみるみるずんずんぐんぐんどんどんはかどるずいとぐいとめきめき見る間にぐいぐいどしどしさっとさっさとっとと電光石火あっと言う間間髪をれず迅速速やか立ち所に即座即刻時を移さずすぐさま途端たちまち刻刻刻一刻時時刻刻次第次第に矢継ぎ早波に乗る易しい簡単平易平たい容易たやす容易造作ない苦もなくわけがない安易軽易簡明平明やすやす事も無げ楽楽らくらくらくちん軽軽かるがる難無く手もなく手軽てがる手っ取り早い易いわけない朝飯前お茶の子さいさい河童かっぱ楽勝赤子の手をひね棚から牡丹餅ぼたもちむざむざ無造作見す見すまんまと物ともせずすんなりちょいちょいちょちょいのちょいあっさりお茶の子たなごころを返す軽い手軽いお手の物労せずして生易しいちょろい悠悠くみし易いイージー卑近平俗簡易何でもない何の事はないあっけない世話がないお安い安直甘い滑らか簡便手慣れる

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精選版 日本国語大辞典 「とんとん拍子」の意味・読み・例文・類語

とんとん‐びょうし‥ビャウシ【とんとん拍子】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 「とんとんひょうし」とも ) 物事がそれからそれへと滞りなく進むこと。具合よくどんどんとはかどっていくこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「イヤハヤ呆れ切幕トントン拍子(ヒャウシ)だ」(出典人情本・閑情末摘花(1839‐41)初)

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