なびらか(読み)ナビラカ

デジタル大辞泉 「なびらか」の意味・読み・例文・類語

なび‐らか

[形動ナリ]なびやか」に同じ。
「―に聞きにくからぬやうに詠みなすが」〈毎月抄

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「なびらか」の意味・読み・例文・類語

なびら‐か

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 「なびく」「なびなび」などの「なび」に接尾語「ら」の付いた「なびら」に、さらに接尾語「か」の付いたものか ) =なびやか
    1. [初出の実例]「世尊の身の支は潤ひ滑(ナヒラカニ)して」(出典:彌勒上生経賛平安初期点(850頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例