にこにこ(読み)ニコニコ

デジタル大辞泉 「にこにこ」の意味・読み・例文・類語

にこ‐にこ

[副](スル)楽しそうにほほえみを浮かべるさま。にっこり。「にこにこ(と)笑う」「にこにこして話しかける」
[類語]にっこりにこりにこやかにたにたにたりにやにやにやりにんまりくすくすくすりくつくつ莞爾かんじくっくっとうふふえへらえへらえへへいひひあははにかっと嫣然えんぜんからから薄笑い忍び笑い盗み笑い嘲笑ちょうしょう冷笑嗤笑ししょうあざ笑う薄笑うせせら笑う鼻で笑う

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精選版 日本国語大辞典 「にこにこ」の意味・読み・例文・類語

にこ‐にこ

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )
  2. ものやわらかなさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「いかにしてかきほに生るにこ草のにこにことのみいもにあひみん〈藤原光俊〉」(出典:新撰六帖題和歌(1244頃)六)
  3. うれしそうに笑うさまを表わす語。にっこり。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「おどろきもせず、にこにこと笑らうて居る」(出典:虎寛本狂言・鬼の継子(室町末‐近世初))

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