のっしのっし(読み)ノッシノッシ

デジタル大辞泉 「のっしのっし」の意味・読み・例文・類語

のっし‐のっし

[副]からだの大きくて重いものが、ゆっくりと歩くさま。「力士のっしのっし(と)入場する」
[類語]のさのさのそのそとぼとぼのこのこのろのろぐずぐずもたもたのそりのっそりのしのしそろそろゆっくりだらだらちんたらのろま遅いのろいのろくさいまぬるいまのろいスロー緩慢とろいまだるいまだるっこい鈍い緩徐遅緩スローモー遅遅ぼやぼや鈍重どんとろとろぼちぼちぼつぼつぽつぽつ徐徐徐徐にじわじわじわりじわりじりじりのたりのたりのたりそろりゆるゆるのんびりのらくらゆったり悠然悠悠もさくさもさっともさもさ便便だらり便便のんべんだらりずぼらものぐさぐうたらだらしないしだらないぬらりくらりのらりくらりぬらくらちゃらんぽらん無精ルーズぶらぶらごろごろ無気力だらけるのほほん風太郎ぷうたろうその日暮らしふしだら自堕落ずるける怠ける手を抜く手抜き骨惜しみ投げ遣りレイジー怠慢怠惰無為拱手きょうしゅ横着怠るサボるイージーイージーゴーイング風の吹くまま気の向くまま油を売るまったり漫然たるむぬるま湯ぬるま湯につかる

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精選版 日本国語大辞典 「のっしのっし」の意味・読み・例文・類語

のっし‐のっし

  1. 〘 副詞 〙 「のしのし」を強めたいい方。
    1. [初出の実例]「こんぶかちぐりのしのっしのっしとねやに入る」(出典:河東節・式三献神楽獅子(1722))

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