はんか(読み)ハンカ

デジタル大辞泉 「はんか」の意味・読み・例文・類語

はんか[係助]

[係助]《係助「はか」の音変化。近世上方語》「はか」に同じ。
「こなたの女房日本には俺―ない」〈伎・夕霧七年忌

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「はんか」の意味・読み・例文・類語

はんか

  1. 〘 副詞助 〙 ( 副助詞「はか」の変化した語 ) =はか
    1. [初出の実例]「此方の女房は、日本に俺はんかない」(出典:歌舞伎・夕霧七年忌(1684))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「はんか」の読み・字形・画数・意味

価】はんか

価格を引き上げる。

字通」の項目を見る


夥】はんか

おびただしい。

字通「」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android