ひくひく(読み)ヒクヒク

デジタル大辞泉 「ひくひく」の意味・読み・例文・類語

ひく‐ひく

[副](スル)身体一部などが時々細かく震え動くさま。「鼻をひくひく(と)させる」
[類語]わなわながたがたがくがくぶるぶるびくびくぴくぴくびくりぴくりぎっくりどきんどきどきどきっとはらはらあっとはっとぎょっとぎくりとどきりとひやり総毛立つ背筋が寒くなるぞっとする肌に粟を生じる身の毛がよだつ鳥肌が立つひやっと冷や汗冷汗三斗寒心慄然

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ひくひく」の意味・読み・例文・類語

ひく‐ひく

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある ) 勢いなくかすかに動くさま。特に、体の一部が痙攣(けいれん)したように時々動くさまを表わす語。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「鮒はヒクヒクと鰓(あぎと)を動かして居る」(出典田舎教師(1909)〈田山花袋二八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android