ひび

精選版 日本国語大辞典 「ひび」の意味・読み・例文・類語

ひび

〘名〙 植物いぬがや(犬榧)」の異名。〔大和本草(1709)〕

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世界大百科事典 第2版 「ひび」の意味・わかりやすい解説

ひび【crack】

手足や顔にできる皮膚の細かい浅い裂け目のこと。出血を伴い,赤くて深いものは一般にあかぎれと呼ばれる。寒冷による皮膚の脂腺汗腺機能低下,手足の不潔,洗剤類の使い過ぎ,体質,ビタミン欠乏などにより,皮膚,とくに最上層の角層が乾燥するために生ずる。青壮年女子の手にひびができる特殊な病気進行性指掌角皮症がある。これは指先から始まり,しだいに手のひらのほうへ進行する病変で,とくによく使う右手のおや指,人さし指,中指に起こる。

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普及版 字通 「ひび」の読み・字形・画数・意味

微】ひび

薄。

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【斐】ひび

美しい。

字通「斐」の項目を見る

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ひび」の意味・わかりやすい解説

ひび

亀裂」のページをご覧ください。

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世界大百科事典内のひびの言及

【鋳造】より

…熱膨張の少ない砂を使い,可燃物を添加して,鋳型の表面層を硬化させ,侵食されにくい方案を立てる。(7)亀裂crack 鋳物の凝固および冷却収縮の際,鋳型の可縮性が悪く収縮が制限されたり,冷却速度が異なると,鋳物内部に残留応力を生じ,それが大きいと割れが生ずる。前者は可縮性のよい型を使うこと,後者は,肉厚の変化をできるだけ避けるなど,設計に立ちかえった検討を行う。…

【あかぎれ】より

…手のひら,足の裏,手足の指の皮膚に亀裂fissureを生じた状態のうち,その裂け目が深くて赤く見え,ときには出血し,ふつう痛みがあるもの。亀裂が細くて浅いものはひびといわれる。皮膚の働きの一つとして,機械的,物理的,化学的に有害な刺激を防ぎ,水分,有毒物質,細菌,真菌などの侵入を阻止し,また体液が失われるのを防ぐ対外保護作用がある。…

※「ひび」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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