ぷりぷり(読み)プリプリ

デジタル大辞泉 「ぷりぷり」の意味・読み・例文・類語

ぷり‐ぷり

[副](スル)
腹を立てて機嫌の悪いさま。ぷんぷん。「母は一人ぷりぷりしている」
押すとふるえるほど弾力があるさま。「ぷりぷりした赤ん坊のほっぺた」
弾力があって、歯ざわりや食感のよいさま。「ぷりぷりエビを使った料理」
[類語](1かんかんかっかかりかりぷいとかちんかっとぷんとつんとつんつんつんけんつっけんどんけんけんけんもほろろむしゃくしゃ邪険ぷんぷんむげに意地悪素気すげ無いそっけないつれないよそよそしいにべない冷たい気がないぎすぎすぶっきらぼう意地悪い刺刺とげとげしい・取り付く島も無い・ないがしろ白い目で見るかろんずる/(2しこしここりこりぷるんぷるぷるぷよぷよふかふかふわふわふわっとふわりふんわりふっくらふくふくぷくぷくぷにぷにふにゃふにゃなえなえへろへろへたへたよれよれしなしななよなよなよやかぐにゃぐにゃへなへなぶよぶよくにゃくにゃぐにゃっとくにゃっとくなくなぐにゃりぐんにゃりぐんなりしなやかしんなり

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ぷりぷり」の意味・読み・例文・類語

ぷり‐ぷり

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )
  2. 弾力性に富んでいるさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「ぷりぷりする鰹が一節九文さ」(出典:滑稽本・浮世風呂(1809‐13)四)
  3. 怒ってはなはだしく機嫌の悪いさま、また、不機嫌さをあらわにするさまを表わす語。ぶりぶり。
    1. [初出の実例]「むしゃうにぷりぷりするからふみのめそうと思ふうち」(出典:洒落本・夜半茶漬(1788)美濃近江寐物語)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android