へい(読み)ヘイ

デジタル大辞泉 「へい」の意味・読み・例文・類語

へい

[感]へりくだった気持ちで応答したり、肯定承諾したりするときに、また、相手注意を促すときに発する声。商人などが主に使う。はい。へえ。「へい、さようでございます」「へい、お待ち」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「へい」の意味・読み・例文・類語

へい

  1. 〘 感動詞 〙 肯定、承諾の気持を表わすときに発することば。また、人の要求に応じたり、人にものをすすめたりするときにも用いる。「はい」と同じ意で商人などがへりくだって使う。へえ。
    1. [初出の実例]「『いくらだの』『ヘイ十四匁八分でおます』」(出典:滑稽本・東海道中膝栗毛(1802‐09)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ワーキングホリデー

協定締結国の国民に対し,休暇の機会と,その間の滞在費用を補う程度の就労を認める査証(ビザ)を発給する制度。二国間の協定に基づき,国際的視野をもった青少年を育成し,両国間の相互理解と友好関係を促進するこ...

ワーキングホリデーの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android