ぼちぼち(読み)ボチボチ

デジタル大辞泉 「ぼちぼち」の意味・読み・例文・類語

ぼち‐ぼち

[副]
ゆっくり物事にとりかかるさま。また、ある事態に近づくさま。そろそろ。「ぼちぼち出かけよう」「ぼちぼち昼だ」
水滴などが続けて落ちる音や、そのさまを表す語。〈日葡
小さなものが散らばってあるさま。
「―ぼちがあるのさ」〈滑・浮世風呂・二〉
小声で話すさま。特に、男女が仲むつまじく話すさま。
「息子は薄舞がしめつけて―と契ってゐる」〈洒・遊僊窟烟之花〉
[名]ぽちぽち2」に同じ。「背中にぼちぼちがある」
[形動ナリ]男女の仲がむつまじいさま。
「―で居ながらいい加減になんしよ」〈洒・二筋道
アクセントチボチ、はボチボチ
[類語]そろそろ間もなく程なく・もうすぐ・もうじき・ぼつぼつ追っつけ追ってそのうち今に今にも追い追い遠からず遅かれ早かれ早晩いずれいつか行く行く近日近近じきすぐ直ちに早速じきすぐにすぐさま直接もうきた日ならずして後日他日不日又の日近く上げず行く行く目前秒読みカウントダウン追っ掛け時間の問題ややあって今日明日すかさず間を置く時を移さずこの先日ならずのろいまぬるいまのろい遅いスロー緩慢とろいのろくさいまだるいまだるっこい鈍い緩徐遅緩スローモー遅遅ちちのろのろゆっくりもたもたぼやぼやだらだらのろま鈍重ちんたらのさのさのそのそとぼとぼのこのこぐずぐずのそりのっそりのっしのっしのしのしどんとろとろぽつぽつ徐徐徐徐にじわじわじわりじわりじりじりのたりのたりのたりそろりゆるゆるのんびりのらくらゆったり悠然悠悠便便だらり便便のんべんだらりずぼらものぐさぐうたらだらしないしだらないぬらりくらりのらりくらりぬらくらちゃらんぽらん無精ルーズぶらぶらごろごろ無気力だらけるのほほん風太郎ぷうたろうその日暮らしふしだら自堕落ずるける怠ける手を抜く手抜き骨惜しみ投げ遣りレイジー怠慢怠惰無為拱手きょうしゅ横着怠るサボるイージーイージーゴーイング風の吹くまま気の向くまま油を売るまったり漫然たるむぬるま湯ぬるま湯につかる

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精選版 日本国語大辞典 「ぼちぼち」の意味・読み・例文・類語

ぼち‐ぼち

  1. [ 1 ] 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )
    1. 水滴などが続けざまに落ちる音、また、そのさまを表わす語。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    2. 小声で話すさま、特に、男女が仲むつまじく語り合うさまを表わす語。
      1. [初出の実例]「内からすだれをすこしまきあげて〈略〉何やらぼちぼちとはなす」(出典:洒落本・取組手鑑(1793))
    3. 小さなものがちらばってあるさまを表わす語。ぼつぼつ。
      1. [初出の実例]「ここの所に、ぼちぼちぼちとふがあるのさ」(出典:滑稽本・浮世風呂(1809‐13)二)
    4. ある行為にゆっくりととりかかるさま、また、ある事態に近づくさまを表わす語。ぼつぼつ。
      1. [初出の実例]「暮六つかぎりぼっちぼち、寄り集りたる八笑人」(出典:滑稽本・八笑人(1820‐49)五)
      2. 「ぼちぼち眼を開いてゐることだらう」(出典:煤煙(1909)〈森田草平〉二八)
  2. [ 2 ] 〘 形容動詞ナリ活用 〙
    1. 男女の仲がむつまじいさま。また、異性に好かれているさま。
      1. [初出の実例]「ぼちぼち〈もてた事也〉ちゃきちゃき〈ふられた事也〉」(出典:洒落本・傾城觿(1788)附録)
    2. [ 一 ]に同じ。
      1. [初出の実例]「儲かりまっか。まあ、ボチボチでんな」(出典:羽なければ(1975)〈小田実〉二一)

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デジタル大辞泉プラス 「ぼちぼち」の解説

ぼちぼち

株式会社ヴィア・ホールディングスが展開するお好み焼き屋のチェーン

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