ぽつん(読み)ポツン

デジタル大辞泉 「ぽつん」の意味・読み・例文・類語

ぽつん

[副]ぽつり」に同じ。「額にぽつんほくろがある」「ぽつん水滴が顔にあたる」「一人ぽつんとたたずむ」「ぽつんとつぶやく」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ぽつん」の意味・読み・例文・類語

ぽつん

  1. 〘 副詞 〙
  2. ぽつり
    1. [初出の実例]「元が一人で孑然(ポツン)としてゐる平生よりは」(出典多情多恨(1896)〈尾崎紅葉〉前)
    2. 「ぽつんと云うのです」(出典:道(1962)〈庄野潤三〉七)
  3. 一回響く、三味線の音など、比較的高い音を表わす語。
    1. [初出の実例]「ぽつんとわって ビスケット」(出典:童謡・ビスケット(1925)〈サトウ・ハチロー〉)

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