みりっち

精選版 日本国語大辞典 「みりっち」の意味・読み・例文・類語

みりっち

  1. 〘 名詞 〙
  2. (はまぐり)貝殻を互いに打ち当てて割れた方を負とする小児の遊びで、両方とも割れることをいう。その割れる音からいう語。みりん。〔俚言集覧(1797頃)〕
  3. 両方ともだめなこと。
    1. [初出の実例]「歌の文句と三味線と、みりっちとやらで、つっかって居んさァな」(出典:洒落本・穴可至子(1802))
  4. 両方でぶつかること。また、同じ言動が同時に行なわれること。
    1. [初出の実例]「『鍛冶屋ぢゃあるめえし』と両方からいひ、『ヲット、みりっち』」(出典:滑稽本・素人狂言紋切形(1814)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む