みりみり(読み)ミリミリ

デジタル大辞泉 「みりみり」の意味・読み・例文・類語

みり‐みり

[副]圧力を受けて柱や板などがきしんだり折れたりする音や、そのさまを表す語。めりめり。「みりみり(と)音を立てて小屋がつぶれる」
[類語]きいきいぎいぎいきしきしぎしぎしきしりぎしりみしみしめりめりきりりぎりりきりきりぎりぎりぼきぼきぽきぽきぼきりぽきりぼきんぽきんばきばきぱきぱきばりばりぽっきり折るへし折る折る折れる畳む折り畳む折り重ねる折れ曲がる折り曲げる曲がる折損屈折曲折屈曲ちぎれる切り離す張り裂ける断ち切る真っ二つばらす

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精選版 日本国語大辞典 「みりみり」の意味・読み・例文・類語

みり‐みり

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある ) 板で組み立てられたもの、骨組などが、きしんだりこわれたりする音、また、そのさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「家の破風(はふ)みりみりと鳴ければ、即ち家の内光渡り」(出典仮名草子・片仮名本因果物語(1661)下)

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