リュディア(その他表記)Lydia

翻訳|Lydia

精選版 日本国語大辞典 「リュディア」の意味・読み・例文・類語

リュディア

  1. リディア

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「リュディア」の意味・わかりやすい解説

リュディア
Lydia

小アジア南西海岸地域の古代名。前7~6世紀に栄え,主都サルディスであった。ギゲスのもとで強力な独立王国となり,アッシリアと友好関係を結んだ。アリュアテス (在位前 605~560) はキンメリ人をリュディアから追出した。クロエソス王 (在位前 560~546) は小アジアのギリシア人と交際してリュディアをギリシア化した。前 546年キュロス2世に征服されてアケメネス朝ペルシア属州となり,ヘレニズム時代にはセレウコス朝ペルガモン王国と支配者を変え,のちついにローマの属州アシアの一部となった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android