アウケール砂漠(読み)アウケールさばく(英語表記)Aouker

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アウケール砂漠」の意味・わかりやすい解説

アウケール砂漠
アウケールさばく
Aouker

モーリタニア南部,マリ国境に沿う大砂漠。おもなオアシスはティジキア,ティシット,アクレイジット,ウアラータ,ネマで,このうちティシット,ウアラータには 11~12世紀に建設された隊商都市遺構が残り,1996年世界遺産の文化遺産登録。空軍基地があり,隊商路でマリのバマコ地方と結ばれている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android