アダプテーション

デジタル大辞泉 「アダプテーション」の意味・読み・例文・類語

アダプテーション(adaptation)

適応。順応調整
小説戯曲などを改作すること。脚色

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精選版 日本国語大辞典 「アダプテーション」の意味・読み・例文・類語

アダプテーション

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] adaptation )
  2. 適合。適応。順応。特に動物外界の変化などに対応して変わっていくことをいう。
    1. [初出の実例]「タイプとアダプテーションの両説相合して生物学の進歩をなしたり」(出典:覚書(1875‐78頃)〈福沢諭吉〉)
  3. 映画、音楽、小説などにおいて、もとの作品をそれぞれの目的に適するように改作・脚色すること。潤色翻案。〔アルス新語辞典(1930)〕
    1. [初出の実例]「藤村が『罪と罰』に対して行ったアダプテーションは」(出典:風俗小説論(1950)〈中村光夫〉近代リアリズムの発生)

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デジタル大辞泉プラス 「アダプテーション」の解説

アダプテーション

2002年製作のアメリカ映画原題《Adaptation》。スパイク・ジョーンズ監督によるコメディー出演:ニコラス・ケイジ、メリル・ストリープ、クリス・クーパーほか。第75回米国アカデミー賞助演男優賞受賞(クリス・クーパー)。第53回ベルリン国際映画祭審査員特別賞・銀熊賞受賞。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アダプテーション」の意味・わかりやすい解説

アダプテーション
adaptation

映画用語。原作となる小説や戯曲を,映画的に脚色ないしは潤色すること。テレビドラマの場合も同様である。

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