中央アジア、カザフスタン共和国アティラウ(旧グリエフГурьев/Gur'ev)州の州都。1992年に、グリエフからアティラウに改称された。カスピ海北岸、ウラル川の河口近くに位置する港湾都市。人口14万2500(1999)、28万0210(2019推計)、州人口は44万0300(1999)。カスピ海海上交通の要地であり、ロシアのアストラハン、オルスクに通じる鉄道の起点でもある。ウラル・エンバ油田の中心地で、オルスクとの間には石油輸送パイプラインがある。石油化学、建築資材、食肉・魚缶詰などの工業が発達。1640年に商人グリエフが交易市として創設し、カスピ海漁業の中心地であったが、1930年代に石油産業が発達し、工業都市へと変貌(へんぼう)した。
[山下脩二]
ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...