精選版 日本国語大辞典 「アトウッドの器械」の意味・読み・例文・類語
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物体をゆっくりと落下させて、重力加速度を容易に測定できるようにくふうした装置。イギリスの物理学者アトウッドが考案した。摩擦の少ない軽い滑車に、細い糸をかけ、その両端に質量の接近した物体A、Bをつるした構造になっている( )。二つの物体A、Bの質量の差を小さくすると、物体はゆっくりと落下するので、落下の加速度を測定しやすくなる。AまたはBの落下の加速度と、二つの物体の質量の値から、計算で重力加速度を求めることができる。物体A、Bの質量が等しい場合には、物体は静止するか、あるいは初速度を与えれば等速運動をする。そこで、糸の両端に等しい質量の分銅をつけ、さらにその一方に小分銅をつけると、一定の加速度で動き始めるが、適当な距離を落下させてから小分銅を取り去ると、それからは等速運動となる。その速さを測定することによって、重力加速度を求めることもできる。
[石川光男]
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