アパシー

デジタル大辞泉 「アパシー」の意味・読み・例文・類語

アパシー(apathy)

アパテイア
政治的無関心
心理学で、感情鈍麻。普通なら感情が動かされる刺激対象に、何の反応も示さないこと。

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精選版 日本国語大辞典 「アパシー」の意味・読み・例文・類語

アパシー

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] apathy )
  2. アパテイア
  3. 無感動。無神経。
    1. [初出の実例]「共鳴、共に感じるのがシムパシイ。アパシイはその反対で、共に感じない」(出典:この神のへど(1953)〈高見順〉七)
  4. 政治機構拡大政治現象の複雑化による個人の無力感と非政治的消費傾向の膨脹とによって生み出される政治的無関心。

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改訂新版 世界大百科事典 「アパシー」の意味・わかりやすい解説

アパシー
apathy

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世界大百科事典(旧版)内のアパシーの言及

【政治的無関心】より

…広く政治上の問題や政治的活動一般に対する無関心な態度を指し,アパシーapathyともいう。このような態度は,行動の面では政治参加への消極性,選挙における棄権,政治的情報獲得への消極性などとして現れてくる。…

※「アパシー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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