ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アフリカ大地溝帯」の意味・わかりやすい解説
アフリカ大地溝帯
アフリカだいちこうたい
African Rift Valley
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シリアのヨルダン川の谷から、死海、アカバ湾、紅海、エチオピア高原を抜け、ケニア、タンザニア、マラウイ、モザンビークへ続く断層による谷状の凹地列。狭義には東アフリカを南北に連なるものをいい、東・西の2列からなる。東のケニア側のものを単にリフト・バレー、または命名者グレゴリーにちなみグレゴリー・リフト・バレーとよび、地溝底にはナクル、ナイバシャ、マガジなどの湖が点在する。ビクトリア湖の西側のものを西リフト・バレーといい、アルバート、エドワード、タンガニーカ、ルクワの湖が分布する。西リフト・バレーのモザンビーク側への延長部をニアサ・リフト・バレーとよび、地溝底にマラウイ湖(ニアサ湖)がある。これらリフト(地裂の意)の形成は、プレートテクトニクス理論による動く海洋底としての、海嶺(かいれい)の成因と深いかかわりをもっていると考えられる。現在も活発な正断層型の地震活動と火山活動が続いており、測量でも東西方向の伸長が観測されている。すなわち、アフリカプレートはこの地溝帯によって裂けつつある。なお、「リフト・バレー」はケニア中西部の地方名称にもなっている。
[堀 信行]
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…同海流は南極大陸氷河を生じ,海底に厚いケイ質軟泥を積もらせるもととなった。カールズバーグ海嶺の北西端はオーエン断裂帯で切られるが,その延長はアデン湾を経て紅海とアフリカ大地溝帯に至り,そこでは現在拡大中であると考えられている。
[海底資源]
紅海中央部では1960年代に重金属を大量に含む泥が発見され,亜鉛,銅,銀に富んだ熱水鉱床として注目されている。…
※「アフリカ大地溝帯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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