アブド・アッラフマーン1世(英語表記)‘Abd al-Raḥmān Ⅰ

山川 世界史小辞典 改訂新版 の解説

アブド・アッラフマーン1世(アブド・アッラフマーンいっせい)
‘Abd al-Raḥmān Ⅰ

731~788(在位756~788)

後ウマイヤ朝の初代君主。シリアウマイヤ朝一族で,アッバース朝に追われてアンダルスに逃れ,その支配者となった。即位後,あいつぐ国内反乱や,それに干渉するアッバース朝,フランク王国の介入を退け,王朝基礎を築いた。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

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