アライド・ストアズ(英語表記)Allied Stores Corp.

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アライド・ストアズ」の意味・わかりやすい解説

アライド・ストアズ
Allied Stores Corp.

アメリカ合衆国のかつての百貨店経営会社。1928年各州の地方百貨店が合併して設立。各店舗は従来の店名を使用したため,アライド・ストアという名の百貨店は存在しない。おもな大規模百貨店はジョーダン・マーシ(ニューイングランド州),マース・ブラザース(フロリダ州),ゲルツ(ニューヨーク州),スターンズ(ニュージャージー州)などで,1979年には中・小規模店を含めて 165店に及んだ。1970年代には経営陣刷新を機に商品構成の改善,予算制度の徹底をはかり,郊外店を増設,ディスカウント・ストアにも進出,多店舗経営を展開しつつ不採算店の整理を推進した。1980年代後半にフェデレーテッド・デパートメント・ストアズと合併し,社名をフェデレーテッド・デパートメント・ストアズに変更した(→メーシーズ)。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ワーキングホリデー

協定締結国の国民に対し,休暇の機会と,その間の滞在費用を補う程度の就労を認める査証(ビザ)を発給する制度。二国間の協定に基づき,国際的視野をもった青少年を育成し,両国間の相互理解と友好関係を促進するこ...

ワーキングホリデーの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android