EC 1.1.1.1.アルコール脱水素酵素ともいう.次の反応を触媒する酵素.
R-CH2OH+NAD R-CHO+還元型NAD
R-CHOH-R′+NAD R-CO-R′+還元型NAD
アルコール発酵においては,アセトアルデヒドを還元してエタノールを生成する重要な酵素である.エタノールのほか,1-プロパノール,1-ブタノール,1-ペンタノール,メタノール,グリコールの順に基質に対する活性を示す.酵母,高等植物,肝臓に含まれる.酵母からの結晶標品は分子中にニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NAD),ZnおよびSH基を含み,分子量は1.5×105,最適 pH 約8である.上記のほか,ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸(NADP)を補酵素とする別種のアルコールデヒドロゲナーゼの存在も細菌において知られている.[CAS 9031-72-5]
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
少子化とは、出生率の低下に伴って、将来の人口が長期的に減少する現象をさす。日本の出生率は、第二次世界大戦後、継続的に低下し、すでに先進国のうちでも低い水準となっている。出生率の低下は、直接には人々の意...
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