改訂新版 世界大百科事典 「アルサケス朝」の意味・わかりやすい解説
アルサケス朝 (アルサケスちょう)
Arsaces
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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…パルティア王国に対する古代中国人の呼称で,この王朝が始祖アルサクArsakにちなんでアルサケス朝と呼ばれていたことに由来する。前2世紀末の張騫(ちようけん)によって中国に紹介されて以来,南北朝期までの漢籍にみられる。…
…イラン,アフガニスタン,中央アジアに分布するイラン系言語を話す諸族の総称。インド・ヨーロッパ語族に属する言語を使用する諸族の東方分派にアーリヤを自称する集団があり,その一部がイラン族の起源をなした。イランの名もアーリヤ(古代ペルシア語アリヤariya)に由来する。なお,他の一部はインドに入り,インド・アーリヤと呼ばれる。 イラン族は騎馬遊牧民として前1千年紀にイラン高原からタリム盆地にいたる地域に広がり,遊牧とならんで各地において定着農耕への移行を開始した。…
…西アジアの王国。アルサケス朝パルティアともいう(図)。中国ではアルシャクArshak(アルサケスArsaces)を音訳した〈安息〉の名で知られる。…
…パルティア美術とは,アルサケス朝(前247‐後226ころ)下の西アジアに栄えた美術をいうが,必ずしもパルティア人の手になるものではない。前期と後期に大別される。…
※「アルサケス朝」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...
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