精選版 日本国語大辞典 「アルタイ諸語」の意味・読み・例文・類語
アルタイ‐しょご【アルタイ諸語】
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東南ヨーロッパから東アジアやシベリアに至るユーラシアの広い範囲に分布する,チュルク(トルコ系)諸語・モンゴル諸語・ツングース諸語の総称。各言語グループの話者数は,それぞれ8000万人・600万人・6万人前後で,ほぼこの順に西から東へ並ぶ。これら三つの言語グループが,それぞれのなかで親族関係をもつことは明らかだが,三者がさらに一つの祖語にさかのぼれるとする説(アルタイ説)があり,この説に従えば三者はまとめてアルタイ語族とよばれる。アルタイ語族に朝鮮語と日本語を含めることもあり,まだ明らかにされていない日本語の系統問題にも関連してさまざまに議論されてきた。これら諸言語の間に著しい類型論的類似性があるのは明白だが,それだけで親族関係があることにはならず,音韻対応が認められる必要がある。しかし,アルタイ説のなかでこれまで示された音韻対応例は,十分説得力をもたない。こうした状況下で,親族関係について中立的なアルタイ諸語という用語が用いられている。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
…つまり日本語は〈膠着(こうちやく)的〉性格(膠着語)をもっている。これらの特徴は,朝鮮語(例:na‐nɯn〈私は〉 chɛ‐gɯl〈本を〉 ilgɯo〈読みます〉)やモンゴル語,トルコ語(例:oku‐t‐ul‐dı〈よま・せ・られ・た〉)などアルタイ系言語(アルタイ諸語)と共通している。 また日本語は複雑な敬語法にしばられていて,普通形〈たべる〉が尊敬形〈おたべになる〉のように形態的に変化する。…
…その後,おびただしい研究の発表があるが,それらはすべて数次にわたるアジアの諸地方の研究旅行および滞在の成果である。著述のうち有名なものは,《カルムイク語辞典》《朝鮮語文法》《朝鮮語語源辞書》などであるが,学説として最も注目すべきは,アルタイ諸語の系統論である。たとえその学説にはいろいろの反対があろうとも,その歴史的地位は長く記憶されるであろう。…
※「アルタイ諸語」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報
冬期3カ月の平均気温が平年と比べて高い時が暖冬、低い時が寒冬。暖冬時には、日本付近は南海上の亜熱帯高気圧に覆われて、シベリア高気圧の張り出しが弱い。上層では偏西風が東西流型となり、寒気の南下が阻止され...
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