精選版 日本国語大辞典 「アルデバラン」の意味・読み・例文・類語
アルデバラン
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おうし座のα(アルファ)星の固有名。アラビア語で「後に続くもの Al Dabaran」の意で、同じおうし座のプレヤデス(すばる)よりも少し遅れて日周運動していることに由来する。日本でもいくつかの地方で「すばるの後星(あとぼし)」とよばれている。冬の夜空でオリオン座のすぐ北西、おうしの目の位置に赤橙(せきとう)色の光を放っている。中国では、付近の星と畢宿(ひっしゅく)(二十八宿の一つ)をつくる。
平均の実視等級は0.85等であるが、0.2等の幅で不規則に変光。天球上の位置は、2000年分点の赤道座標で赤経4時36分、赤緯プラス16度31分である。地球からの距離は65光年。スペクトル型K5の巨星で、表面温度は4000K。質量は太陽の1.5~2.0倍程度、半径は約40~50倍。アルデバランには実視等級13.5等の暗い伴星がその周りをゆっくり回っており、実視連星である。公転周期は未定。伴星はスペクトル型M2型の主系列星で、表面温度は3500K程度、質量は太陽の約3分の1、半径は太陽の半分ぐらいである。
アルデバランは天球上でヒヤデス星団の星々と並んで見えているが、星団には属していない。ヒヤデス星団はアルデバランよりも2倍遠くにあり、両者は空間的に離れている。アルデバランは古来、占星術では大吉の星とされていた。
[岡崎 彰]
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