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ドイツ後期ロマン派の女流作家で,情熱的な才媛。C.ブレンターノの妹で,A.vonアルニムの妻となった。現実の文通に奔放な空想を織りまぜて作品化した。中でも《ゲーテと一少女の文通》(1835),自殺した女流詩人を記念する《ギュンデローデ》(1840),亡兄をしのぶ《ブレンターノの春の花輪》(1844)が有名。晩年は民主社会主義的傾向を強め,《この書を王に》(1843)などの政治的文書を発表した。
執筆者:宮原 朗
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[ドイツ]
ドイツではJ.B.バゼドーの主唱に呼応してコンペJ.H.Compeが1776年に《小さな子ども文庫》を出したのがはじめで,ややおくれてG.A.ビュルガーが1786年にラスペR.E.Raspeの作に手を入れた《ミュンヒハウゼン男爵の冒険(ミュンヒハウゼン物語)》をあらわし,ゲーテにつづくロマン派の人々が,民話の収集にあたっている。その所産がブレンターノとA.vonアルニムの《少年の魔笛》であり,グリム兄弟の《子どもと家庭のための昔話集》であった。ベヒシュタインL.Bechsteinの《ドイツ童話の本》(1844)がそれにつづく。…
…ドイツの民謡・歌謡集(3巻,1806‐08)。ハイデルベルクにおいてA.vonアルニムとC.ブレンターノが協力して,古来の民謡や民謡風歌謡類約600編を収集編纂した。ナポレオンの支配下にある自国民に,民族の独自性と誇りを自覚させようとの願いがこめられていた。…
※「アルニム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...
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