アンドロメダ座(読み)アンドロメダザ(英語表記)Andromeda

翻訳|Andromeda

デジタル大辞泉 「アンドロメダ座」の意味・読み・例文・類語

アンドロメダ‐ざ【アンドロメダ座】

北天星座11月下旬の午後8時ごろ南中する。アンドロメダ銀河が含まれる。名称ギリシャ神話アンドロメダにちなむ。学名ラテン〉Andromeda

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精選版 日本国語大辞典 「アンドロメダ座」の意味・読み・例文・類語

アンドロメダ‐ざ【アンドロメダ座】

  1. 北天の星座。カシオペア座魚座中間にあり、ギリシア神話で、カシオペイアの娘アンドロメダに見立てる。ベータ星の北にアンドロメダ大星雲がある。肉眼星数一三八。

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改訂新版 世界大百科事典 「アンドロメダ座」の意味・わかりやすい解説

アンドロメダ座 (アンドロメダざ)
Andromeda

略号And。北天の星座。ギリシア神話でエチオピアの美姫アンドロメダにかたどる。西端のα星アルフェラッツ(ペガススの肩の意)は,実視等級2.1等,スペクトル型B8の白色の星で,ペガススの四辺形一角をつくる。β星シラク(腰布の意)は2.2等,スペクトル型M0の赤色巨星である。γ星アルマク(大山猫の意)は連星系らしく2.3等,スペクトル型K3のそばに5.1等,スペクトル型A0の星がある。ν星の近くには有名なアンドロメダ銀河M31がある。これは銀河系と同じ規模をもつ大型銀河で210万光年の距離にあり,この銀河を構成する巨星,変光星などが詳しく研究され,他の銀河の構造,距離を研究する標準になっている。さらに惑星状星雲NGC7662,散開星団NGC752などがある。概略位置は赤経0h40m,赤緯+38°。午後8時南中は11月下旬である。
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百科事典マイペディア 「アンドロメダ座」の意味・わかりやすい解説

アンドロメダ座【アンドロメダざ】

11月の夕方,天頂近くに見える星座。α星アルフェラッツは〈ペガススの四辺形〉の一角。

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