アンビストマ科(読み)あんびすとまか

世界大百科事典(旧版)内のアンビストマ科の言及

【サンショウウオ(山椒魚)】より

…北海道東部の湿原に生息するキタサンショウウオSalamandrella keyserlingiは,サハリンからシベリア,中国東北に広く分布する種で,後肢の指が4本。アメリカ大陸に分布するアンビストマ科は形態的にサンショウウオ科と大差ないが,プレソドン科には,外鰓(がいさい)をもち洞窟の地下水中にすむテキサスメクラサンショウウオTyphlomolge rathbuniや,四肢が退化した細長い体をコイル状に巻いて隠れるホソサンショウウオ属Batrachosepsなど,形態,生態ともに変異に富んだものが含まれる。 サンショウウオは一般に行動がにぶく,環境への適応放散の広がりはあまり見られない。…

※「アンビストマ科」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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